続々唐獅子の独語

ルンペンの親子

ムヌ クーヤー ヌ ウヤックヮ

道端の土管をねぐらにしているミチバタ ヌ タンク シメーカ ソール
ルンペンの親子の会話ムヌクーヤー ヌ ウヤックヮ バナシー
腹這いになってナガボーヤー ソーティ
町の大火を見ながらマチ ヌ クヮジ ンーチョーティ
子「父ちゃんクヮ「スー ヨー
焼け出された人たちヤカットォール チュ ヌ チャー
可愛想だねチムグル サッサー ヤー
こんな寒い夜に」アンシ ヒーサイ ニ」
親「ウンお前があんな目に会わないのはウヤ「ヤンヤー イャーガ アン ナラン シン
父ちゃんのおかげだよスー ウカジ ル ヤンドー
感謝しなけりゃ」アタラサ サントォー」
子「わかっているよ でもクヮ「ワカトーン ヨー ヤシガ
焼け出されるもの 何もないね」ヤカリー セー ヌーン ネーラン ロー」
親「それだけでもウヤ「ウッピ シン
有難いと思わなくちゃ」カフーシ ンリ ウムリ ワル ヤル」

© 2017 - 2025 シマジマのしまくとぅば
〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町字千原1