続々唐獅子の独語

ケチで悪賢い親父	ジビター　ガ　スブター　スーグヮー
長男を使い	チャクシ　チカヤーニ
親父「隣から鍬を借りておいで」	スー「トゥナイ　カラ　カニグェー　カティクーワ」
長男がシブシブ戻って来て	チャクシ　ヌ　ンナ　ムドゥイシ
「鍬はないと言って居たよ」	「カニグェー　ヤ　ネーラン　リ」

親父「このケチン坊は	スー「ヤナ　ジビタムノー
昨日畑を耕して居るのを	チヌー　ル　ハル　ケースシ
チャンと見たのにウソつきやがって」	ンーダットーティ　ネーラン　リ　インナー」
親父は二度ばかり	スー　ヤ　タケーン　ビケー
おもむろに深呼吸をして	ウフ　イーチ　シ　シンジントゥ

「仕方ないなあー　家のを出しなさい」	「シカター　ネーンサ　ヤーヌムン　ンジャセー」
長男もさるもの納屋から	チャクシ　ン　アガッタムン　メーヌヤー　カラ
一番古い鍬から二個出して来た	チカーラン　ヌー　クェー　ターチ　ンジャッチチ
どっちもどっちだが	ウヤ　ン　クヮ　ン　ニタキター
ここまで徹底すれば脱帽ものだ	ウヌ　アタエー　アリワル　ヤサ