続々唐獅子の独語

夢に嫉妬して

イミ ンカイ リンチ シ

かたはらで寝ていたカタハラグヮー ウティ アフヮナチョール
亭主がウトゥガナシー
ウンウンうなされているのをルーニーマーマー ハジマタクトゥ
女房「あなたどうしたのよ」トゥジ「チャーサビタガ」リチ ユイ ウクチヤクトゥ
亭主 パッチリと目をあけウトォー ミー ケーサマヤーニ
「なんだ夢だったのか」「アギジェー イミ ル ヤタンナー」
女房「大声を出してトゥジ「ウフアビーシ
こわい夢でも見たんですか」ヤナ イミ ル ヤイビータンナー」
亭主「こわい夢ではないがウトゥ「ヤナ イメ― アランシガ
きれいな娘がチュラサル イナグヌヨー
ふとんを敷いて寝ろ寝ろってウードゥ ヒチ クマウティ ニンティ イケー
すすめるんだンリルインデー
オレがスタクトゥ ワンネー
駄目だ駄目だとけんめいに『ベール ベール』シ ソーヌギティ
断っていたところだった」クトゥワトール トゥクルル ヤタンデー」
とたんに女房の顔色がチチュシトゥ マジュン トゥジ ヌ チライル ヌ
サッと変ったアッタガワイシ
女房「まあー 私が起こさなかったらトゥジ「ヌーヤイビイーン ワーガ ウクサン アイネー
あなたの事だからウンジュヌ クトゥヤクトゥ
今頃はきっと」ナマジブノー チュラ―サ」
亭主「アイタタッタ 痛いよ つねるなウトゥ「アガーアガー ヤムシガ チンチキランケー
もう目はとっくにさめている」ナーミー ヤ クフヮトーセ―」

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