続々唐獅子の独語

妙薬

チチジューサル クスイ

隣に医者が移って来たトナイン カイ イシャ ヌ ヤ―ウチーシ チャーイ
「この度 お隣に参りました「トナイン カイ ウチチ チャービタン
藪という医者でございますヤブ ンリル イシャ トナーイ ビーン
お近づきの御挨拶までにミーシッチョーティ キミソーリ
家伝のヤ― ウティ
妙薬を一服…」チュクテール クスイ リシムッチ チャービタン」
引越しソバをヤ―ウチーヌ スバ
あてにしてハズレアティ ソータル ムノー ハジヤキティ
むくれた隣の男チラ フッキ トール トナイ ヌ イキガ
「せっかくですがわたくしは 「ウムンジェー ヤミセーシガ ワンネー
病人じゃありませんからニンテー ウイビラン クトゥ
お薬なんかいりません」クスエ― ユタサイ ビーサ」
医者はニタっと笑いイシャ― カタクチワレー シ
「イエ どうぞお上がり下さいませ「アイビラン ドーリン ウサガティ ンジミ ソーレー
病気でない方でも この妙薬を口にしますとニンテー メンソーラン ティン クヌ クスイ ヌメー カラー
たちまち病気にかかります」ウヒル ユードゥスル ビョーチ ナイビーサ」

© 2017 - 2025 シマジマのしまくとぅば
〒903-0213 沖縄県中頭郡西原町字千原1