石崎公曹の奄美のことわざ
「ね」から始まる言葉
苗 あらさど 稲 あらさ
ネー アラサドゥ ニィー アラサ
ne: ʔarasadu ʔni: ʔarasa
植えつける苗が多ければこそ、稲の収穫も多い
とぼしい苗の植付けでは、稲の収穫も少ない。※奄美では苗代の苗は余るほど作り、苗の植え付けは多いほどよいとされてきた。本土の「苗代半作」にも通じる。
苗 足らんど かまぎ 足らん
ネー タランドゥ カマギ タラン
ne: taraNdu kamagi taraN
植付ける稲の苗が足りないからこそ、収穫量を入れる叺(かます) も数が少なくなるのだ
植付けの苗の量が多いほど収穫も多い。