琉球語の美しさ
ちビガルセン<尻が軽い>、ちビうブセン<尻が重い>
ちビガルセン<言われたことをさっさと軽快にやってのける。>如何にも生き生きとして感じのよい乙女の姿がほほえましく浮かぶ。他人の家に使われていても、かいがいしくにこにこしている。走りづかいの明るい表情までが浮かぶが、その反対のちビうブセンと来ては、もう他人につかわれて農家にいて、全く生気を失い、年老いた怠慢なこえ太ったバーちー<おばさん>がしどけなく坐っているものうさそうな姿が浮かぶ。
- 001:
- 書誌情報
- 002:
- 序にかえて
- 003:
- カナシ<いとしい>
- 004:
- 唐旅
- 005:
- 局、首席は新しい方言
- 006:
- チュラサンと美しい
- 007:
- 心と肝
- 008:
- ヤマとゥ<本土>、ヤマとゥンちュ<本土の人>
- 009:
- テダ<太陽>とタブー
- 010:
- ソーロー<候>
- 011:
- 愛らしいもの
- 012:
- 如何(イカ)
- 013:
- ブリ<群れ>
- 014:
- あち<父>
- 015:
- くンちリミちー<踏みわけて進む道>
- 016:
- 部(ビー)
- 017:
- ワた<お腹>とハラ<お腹>
- 018:
- 守(まも)り
- 019:
- ちャー<枷>
- 020:
- ほほとあご
- 021:
- ヒちグとゥー<不吉な前兆者>
- 022:
- ヨーネーユヤーシミ<宵闇>
- 023:
- へー<笥(け)>
- 024:
- バン<番>
- 025:
- ちルーダイ・ちーダイ<気おち>
- 026:
- タービサー<爪先立ち>
- 027:
- ちビガルセン<尻が軽い>、ちビうブセン<尻が重い>
- 028:
- ユーぴヂュイ<夜冷え>
- 029:
- カーラ<瓦>
- 030:
- ハカイバンメー<秤飯米>
- 031:
- ユちー<雪>、パー くールン<歯にしみる>
- 032:
- 笑う
- 033:
- シニーガンドーグヌハたーワリー<死龕道具の破片>
- 034:
- 蛇と方言
- 035:
- ハーブイ<味噌のかび>
- 036:
- コー<香>
- 037:
- くラーサランくラシー<苦しい暮らし>
- 038:
- ミンちリ<目切れ>
- 039:
- ほれる
- 040:
- ムイ<杜>とうガン<御願>
- 041:
- ちリールン<連れ立つ>
- 042:
- タートゥイヤマー<鳥をとる仕掛け>
- 043:
- タードーシ<田の土をもりあげてつくる畑>
- 044:
- トンボグヮー<偵察機>
- 045:
- ヤラヤー<そうだろう>
- 046:
- キブシ<煙>
- 047:
- 屋号
- 048:
- トーニ<田舟>
- 049:
- ナダー<涙>、ナダ―グルー<涙つぶ>
- 050:
- ゴンガサー<くわず芋の葉>
- 051:
- シガーリナミー<津波>
- 052:
- カラうかー<カラ御川>
- 053:
- うーニ<船>
- 054:
- ブラー プちュン<法螺貝をふく>
- 055:
- ワーたンヂャー<渡り川>
- 056:
- うーてィけー<後追い食い>
- 057:
- ベール<いやだ>
- 058:
- ティンガマ―<かご>
- 059:
- ちンちェイビサー<雲雀の足>
- 060:
- ソーヂムヤー<井守>
- 061:
- ミー トゥヂャー
- 062:
- フぷいちー<溜息>
- 063:
- ティーフッちャき<相手の肩に手をかけること>
- 064:
- トーニハちャー<田舟掻き>
- 065:
- プー<矛>
- 066:
- ムミー トゥバースン<籾を飛ばす>
- 067:
- ナダーグルー マールン<涙がにじむ>
- 068:
- スベーヂちーミ<小便袋>
- 069:
- シガーセン、シガーリヂルー、シガーリン
- 070:
- パイガラー<走り上手>
- 071:
- トンボグヮー<偵察機>
- 072:
- ちムグルーセン<気の毒である>
- 073:
- クニー<国>
- 074:
- 縄・垣
- 075:
- ヌヂャー<能芸>
- 076:
- くヱー<声>
- 077:
- ハギンヤ<日よけの小屋>
- 078:
- パサーメイ<はさみ合い>
- 079:
- パダームちー<肌持ち>
- 080:
- ハたークちワレー<片口笑い>
- 081:
- ハミルン<頭に乗せる>
- 082:
- マちゲー<ごめんなさい>
- 083:
- パンドー・パンドーガミ<水甕>
- 084:
- ヌビゴイ〈かけ買い〉
- 085:
- ぴーダームーち〈火持ち〉
- 086:
- クガーニマス〈黄金塩〉、ナンヂャマス〈銀塩〉
- 087:
- ハーき〈赤木〉
- 088:
- ヒちーきン〈なぐる〉
- 089:
- クメー〈吝嗇(りんしょく)〉
- 090:
- ワラービナー〈童名〉
- 091:
- ピリ〈縁〉
- 092:
- フミルー〈くいな〉
- 093:
- ぴンぴンワく〈わき水〉
- 094:
- スー・フスー〈父〉
- 095:
- フシールン〈着物を着せる〉
- 096:
- フシヌミンたマー〈牛の目玉〉
- 097:
- ティーフッちャき〈相手の肩に手をかける〉
- 098:
- トーぷ ちュくーリ〈豆腐一切れ〉
- 099:
- くニーブヌシードゥ〈みかん盗人〉
- 100:
- 煙
- 101:
- ぷンシー〈老婆〉
- 102:
- シラーミ〈虱〉
- 103:
- ミーヂェンヂェン〈眼から火が出る〉
- 104:
- クとゥハヂムン〈孤独者〉
- 105:
- うヌペー〈礼拝〉
- 106:
- あッちュン〈歩く〉
- 107:
- ニンブちャー〈念仏僧〉
- 108:
- タムーヌプルヤー〈薪を拾う者〉
- 109:
- ちルー ちマールン〈体の筋がちぢむ〉
- 110:
- ユかッちュ〈士族〉
- 111:
- あマーダ〈簣〉
- 112:
- ウーバたーき〈芭蕉畑〉
- 113:
- ヤーバナーシ〈屋話〉
- 114:
- トゥぱーシリヌカミ〈縁側の神〉
- 115:
- 時雨(しぐれ)と夏(なつ)雨(ぐれ)
- 116:
- ぴーソーガち〈火正月〉
- 117:
- ミーうムくヂヤー〈芽芋を拾う人〉
- 118:
- ミーガー フくーリン
- 119:
- すみれ
- 120:
- ヘイサリ・ヘイサイ
- 121:
- くヱー(入力者注※ヱは小書き)〈声〉
- 122:
- うムヌちャーシー〈芋をつのり集めること〉
- 123:
- うーくルスー〈大黒潮〉
- 124:
- めーシ〈箸〉
- 125:
- ミンちき〈見付け〉
- 126:
- チャー ワかースン〈茶をわかす〉
- 127:
- メームスビー〈前結び〉
- 128:
- パナリ〈離島〉
- 129:
- タムーヌプルヤー〈薪を拾う者〉
- 130:
- ちング〈苧をまるく巻いた物〉
- 131:
- シンヂちーヌ コーヂちー
- 132:
- タかスン・ミかスン
- 133:
- シ ミ、サ イ〈しるし〉
- 134:
- ちムドゥーシ〈肝通し〉
- 135:
- き る
- 136:
- ワくービち〈ひきがえる〉
- 137:
- 鶯
- 138:
- シかーラセン〈やかましい〉
- 139:
- ダルーミ〈晩酌〉
- 140:
- うヂュール〈薪〉
- 141:
- うナーミー〈牝牛〉
- 142:
- ナラーシー〈衣架〉
- 143:
- まーヌクサーハヤー〈馬の草刈りをする者〉
- 144:
- ターリン〈くっつく〉
- 145:
- プシーバリルン〈星晴れる〉
- 146:
- まーリン〈生まれる〉
- 147:
- プー〈矛〉
- 148:
- プミちュン・プミかスン
- 149:
- ユー〈水〉
- 150:
- ユガーラシ〈よがらす〉
- 151:
- ユダーち〈胸かけ〉
- 152:
- シリ・シーリーバー〈せり〉
- 153:
- ハーグミ〈赤米〉
- 154:
- ムサー〈余波〉
- 155:
- カナーグリー〈かんなくず〉
- 156:
- ヂンかエーきー〈源河豪農〉
- 157:
- ヤマーヤードゥイ〈山家〉
- 158:
- ハラーピサー〈はだし〉
- 159:
- ぴー いレン〈火をもらう〉
- 160:
- シガーリナミー〈津波〉
- 161:
- ハサー〈食物を包む葉っぱ〉
- 162:
- サディービち〈小網引き〉
- 163:
- パンドー〈水甕〉
- 164:
- ムヌうミちミ〈慎重に〉
- 165:
- グヮー〈小さい意をあらわす接尾辞〉
- 166:
- ヒちガナーサ〈ついてくる人はかわいい〉
- 167:
- カーラボーとゥー<さざえの蓋(ふた)>
- 168:
- あミールン<水浴する>
- 169:
- ユンヌユナーガとゥ ニンバランたン<夜なが眠れなかった>
- 170:
- ヂッぱ<かんざし>
- 171:
- サーヂャイ<白鷺>
- 172:
- ハかンバナ<赤花>
- 173:
- 火
- 174:
- サンバンドゥイ<三番鶏>
- 175:
- タンかー<真向い>
- 176:
- わやく<からかう>
- 177:
- プイ<まみれること>
- 178:
- トゥンヂビーサ<冬至の寒さ>
- 179:
- シかー<鯔(ぼら)の子>
- 180:
- ティー ウリルン<舞の手が美しくたわむ>
- 181:
- サク<谷>
- 182:
- むすびにかえて
- 183:
- 解題